国立市議・矢部あらたのブログ

国立市議会議員(日本共産党)矢部あらたのブログです。活動報告や日々のことについて更新します。

市政ニュース『明るい国立』1755号(2025年12月28日発行)

明るい国立社が発行する、くにたち市政の論点・争点などをご紹介するニュース『明るい国立』の内容を、そのまま掲載します。『明るい国立』はしんぶん赤旗日刊紙・日曜版への折り込みのほか、街頭宣伝の際の配布などでどなたにもご覧いただけます。

 

【紙面】


【表面】

暮らし・まちづくりは市民と共に《住友たまみ議員の一般質問》

 住友たまみ議員は12月4日(木)に今年度最後になる一般質問を行いました。今回は①まちづくり。②暮らし。③教育・子育ての3つの大きなテーマに沿って質疑しました。内容は以下のようになります。

【都市計画道路と環境影響評価について】

 10月に入ってから、都市計画道路の都市計画案・環境影響評価書案の説明会が開催され、その後、環境影響評価書案に対する国立市長の意見書が提出されました。共産党市議団は「都市計画道路の撤回」を求めていますが、市長は撤回の判断を下せていません。しかし、「都が行った環境影響評価に対する批判的意見を都に届けてほしい」の市民の声に応え、市長として意見書を提出しました。都市計画道路に対しては議会でも推進派と慎重派に分かれて、それぞれの立場で論戦がなされています。

【生きづらさを抱える若者支援】

 近年「生きづらさ」を抱える若者への支援は重要な課題となっています。特に、高校を卒業し18歳を迎える若者にとって大きな変化が生じます。高校卒業と同時に、「学校」という日常の拠点が無くなることによって、身近な相談先も無くなってしまいます。いわゆる「支援の切れ目」によって、例えば社会に馴染めず困難を抱える状態に陥っても、初期段階で行政や公的機関の支援に繋がる仕組みが不足しているのが現状です。そこで「支援の切れ目」を解消するため、市としてどのような支援策を講じているのか質しました。市当局からは「支援の手からもれることなく地域の居場所につながる事と、孤立化防止に取り組んでゆく事で、切れ目のない支援を実現できるよう努める。」と前向きな答弁でした。

【社会的孤立への支援策】

 住友議員が所属する福祉保健委員会は、北九州市にある「NPO法人抱樸(ほうぼく)」を視察した中で社会的孤立への対策として、家族が担ってきた役割(住まい、看病、葬儀など)を社会全体で担う、地域共生社会を模索する上で重要なポイントです。「家族機能の社会化」を軸に据えて、地域共生社会のまちを目指すといった考え方をもって取り組んで頂きたいと要望しました。

【不登校といじめ対策】

 国立市の不登校の児童・生徒数は小学生が65人、中学生が75人という事が分かりました。特に中学校では5年ぶりに減少に転じた点は注目点ですが、増加を食い止める上で大きな機能を果たしている校内別室指導は、東京都の補助金がきっかけとなって始めた事業です。しかし期間は2年間の時限的な補助金だったため、その後市の独自財源で行いましたが縮小となってしまいました。また、いじめも全国的に増加傾向ですが、国立市のいじめの認知件数を質したところ、小学校で726件、中学校では57件とのことでした。ストレスや悩みを抱えたり、疲れてしまった子供に安心していられる場所があるということは重要です。都の継続的な補助金を求めるとともに、市に対してもニーズのある事業の後押しを要望しました。

【ひとり親支援】

 ひとり親家庭は、経済的困難、時間的制約、精神的な負担といった複数の要因により、必要な支援情報へのアクセスが困難になる課題を抱えています。 私は以前、そうした問題に対応するため、ひとり親支援ハンドブックの作成を要望したところ、デジタル時代の情報収集としてQRコード付きのしおりを作成する事が出来ました。

 また、ひとり親世帯ではどうしても(体験の格差)が生じてしまいます。国立市では、レクリエーション交流事業を行っておりますが、その原資は母子家庭支援基金です。住友議員は体験の機会を確保するために、基金が尽きても一般財源など用いて、継続するよう要望しました。

※その他、教員の多忙化解消を質疑しました。

【裏面】

市民の声取り上げ政策提言《矢部あらた議員の一般質問》

矢部あらた議員は12月3日(水)に一般質問を行いました。主な内容をご紹介します。

【国立駅南口整備について】

市民の意見をただ聞くだけでなく、どのように双方向性を担保していくのかを問いました。市民の声と矢部議員の質問をきっかけに、市は12月22日(月)に「検討状況報告会」を開催しました。また、20億円とされる工事費の内訳を明らかにさせ、「青天井の工事費にするのではなく、最低限改善しなければいけないラインを見極めることが大切だ」と指摘しました。

【耐震改修補助の拡充を】

現在国立市では、耐震診断と改修に対する補助金がありますが「住宅全体を改修するのは補助があっても費用が高すぎる」との声が市民からあがっています。矢部議員は「一室のみを補強する『耐震シェルター』への助成を取り入れれば、改修のハードルが下がり、費用の高さから耐震改修が手付かずになることも避けられる」と提案しました。市は「そうした声があることは把握している。他市の実績など踏まえ検討したい」としています。

【集会施設の設備について】

集会所や防災センターなど、市民が用いる集会施設について「椅子や机が重くて準備が大変」「和室ばかりで、足腰に負担が大きい」との声が相次いでいます。矢部議員は「建て替えを待つのではなく、設備の軽量・キャスター(車輪)付きのものへの更新や洋室化を進めるべき」と訴えました。現行の公共施設に関する計画では、建物自体の建て替えや地域ごとの配置など、大規模のものしかスケジュール化されていません。地域要求や利用実態を踏まえ、計画的な整備を求めました。市は「計画づくりを進めたい」と答弁したほか、市長も議会外での懇談の場で「ぜひ進めていきたい」と話しています。

【緑と平和を尊ぶ街へ】

現在、市役所の西側には広島市から譲り受けた「被爆アオギリ」と、ナチスに惨殺されたアンネ・フランクを偲ぶ「アンネのバラ」が植えられています。矢部議員は、こうした戦争や平和にちなむ樹木や植栽を市内に増やしてはどうかと提案しました。市は「公共施設や学校から要望があれば検討したい」としています。また、東京大空襲などの「戦災樹木」全般の自治体間連携による保全・活用も提案し「取組を進めていきたい」という積極的な答弁を引き出しました。

【出所者の社会復帰 課題を問う】

国立市にも存在する「更生保護施設」の予算不足が問題となっています。矢部議員は、当事者から相談を受けたことを機にこの問題を扱い、質問の様子が「弁護士ドットコムニュース」に取り上げられました。下記の二次元コードから記事を読むことができます。

生活・法律相談会のお知らせ

・日時…1月21日(水)AM10時から

・場所…市役所2階(共産党控室)

・担当…住友議員〈090‐4618‐8277〉・三多摩法律事務所弁護士

【奥付】

明るい国立 2025年12月28日(日)

発行番号:1755号

発行元:明るい国立社

電話:042-577-3375

メール jcpkunitachi@gmail.com

住友たまみ市議 090-4618-8277

矢部あらた市議 070-2179-1514