明るい国立社が発行する、日本共産党国立市議団の議員団ニュース『明るい国立』の内容を、そのままご紹介します。『明るい国立』はしんぶん赤旗日刊紙・日曜版への折り込みのほか、街頭宣伝の際の配布などでどなたにもご覧いただけます。
【紙面】
【表面】
第1回定例会最終本会議『住友議員の討論より』
3月22日(金)に最終本会議が行われ、議員提出議案で「物価高騰に対する減税を求める意見書(案)」が提出されました。内容は、⒈ガソリン税の上乗せ部分、二重課税の見直し及び暫定税率の見直し、⒉消費税の減税を行うよう求めるものです。
住友議員の討論内容は以下の通りです。
住友議員の討論
意見書の1について、環境問題の点ではCO2を排出するガソリンの使用は抑えるべき、という立場ではあり、そのため石油燃料に対して一定の課税をすること自体は決して反対ではない。また現在の燃料価格激変緩和措置補助金は、著しく大企業優先であるという問題もある。しかし燃料価格の高騰は市民生活に多大な影響を及ぼしており、この意見書では「ガソリン税の二重課税見直しと暫定税率の見直し」を求めるものであり、国民や事業者を苦しめている物価高騰を抑えるための対策として求めている。
その趣旨を汲んで、賛成とする。しかし意見として、共産党は生活への影響という観点から、ガソリンjか各区が高騰した場合に税を減税するトリガー条項の発動を含め、卸売価格を引き下げる対策が必要と考える。
意見書2については、現在の物価高は政府が「経済対策」に盛り込んでいるガソリンや電気・ガス代などにとどまらず、日々の食料品をはじめとしてあらゆる分野におよんでいる。日本共産党は消費税減税による物価抑制を提案している。物価高騰から暮らしを守り、内需を拡大し、経済を立て直す上でもっとも有効かつ抜本的な対策として、消費税減税を進めるべきと申し述べて賛成の討論とする。
みんなの願いで変えよう都政!〜市民と野党の共闘でたたかう三多摩ステップ集会が開催〜
東京の未来を決める東京都知事選挙が、7月7日に投開票でおこなわれます。
4月13日(土)に「市民と野党の共闘でたたかう三多摩ステップ集会」がおこなわれました。学習と交流を目的としたこの集会には、共産党国立市議団から、住友たまみ議員が参加しました。
学習では都政問題研究者の末延渥史氏を講師に迎え、「小池都政の8年(財界ファーストがもたらしたもの)」と題し、私達都民に何をもたらしてきたのかについて、分析と評価を聞きました。
小池都知事の都政運営は、財界ファーストと都民置き去りの運営を土台に、「稼ぐ都市」の名のもとに超高層ビルによる東京大改造と弱肉強食の新自由主義、市場原理猶太の徹底による生活破壊と自治体破壊を進めるものになっていることなど、問題を鋭く告発する内容でした。
その後、各地域・団体から発言があり、現場や地域が抱える要求が浮き彫りになりました。
最後に、野党各会派から連対と決意表明が述べられました。日本共産党からは曽根はじめ都議会議員が発言し、会場からは連隊への歓迎を表す、大きな拍手がおきました。
【裏面】
北地域で市政報告会を開催《矢部議員が報告行う》
日本共産党の中西支部・後援会と北支部・講演会は、4月14日(日)、北市民プラザで矢部あらた議員を招いた「市政報告と懇談会」を共催しました。矢部議員は、2月から3月にかけて行われた国立市議会第1回定例会の経過を報告。環境問題、地方自治、まちづくり、介護・福祉の4テーマを追及した一般質問と、2024年度予算をめぐる共産党市議団の論戦を紹介しました。
一般質問では、大きく原発偏重に傾いた市の気候危機対策の問題点や、オスプレイ、PFAS、土地利用規制法など、基地関連の問題に関する政府からの情報提供や市民への説明がないこと、自衛隊の募集における個人情報の取り扱いをただしたことを報告し、谷保駅周辺の振興や富士見台地域の構想、介護従事者への住まいの支援などを扱いました。
24年度の予算案については、給食費の無償化やPFAS汚染対策、教育への思い切った「投資」を求めたこと、南武線高架化や都市計画道路については住民の意見をしっかり聞くこと、温暖化対策の練り直しなどを求めたことが報告されました。
後半の懇談会では、参加者から中央線北側の側道や4小西側の横断歩道などに関する地域課題の要望があがったほか、フルインクルーシブ教育についての意見交換が活発に行われました。参加者からは「一般質問で教育の話が出ておらず、共産党はどんな立場なのか不安に思っていたが、総務文教委員会や予算審議での矢部議員の議論で『よく言ってくれた』と思った」との声が寄せられました。また、都市計画道路3・4・8号線に関する予算(整備事業費として6700万円が計上)や補聴器購入補助制度の検討状況などについても質問があり、約1時間にわたって懇談が行われました。
自民党政治終わらせる大きな流れを作ろう!
日本共産党国立市委員会は4月14日(日)、定例の街頭宣伝を国立駅南口で行いました。
住友たまみ・矢部あらたの良市議会議員と、網野一也市委員長がマイクを握り、市政の報告や国政の訴えを行なったほか、「しんぶん赤旗」見本紙の配布や「裏金問題の真相究明を求める署名」の呼びかけが行われました。
また同時刻に、駅前ではイスラエルによるパレスチナ・ガザ地区への攻撃に抗議するスタンディングを行う市民をはじめ、日曜日らしく多くの人々で賑わっていました。岸田政権はアメリカと歩調を合わせた第軍拡を進める一方で、裏金問題の真相究明に目を背けたまま国民に負担増を強いています。
「大軍拡は暮らしにも影響を及ぼします。みなさん、力を合わせて政治を変えよう!」との訴えが、駅前に響き渡りました。
【奥付】
明るい国立 2024年4月28日(日)
発行番号:1723号
発行元:明るい国立社
電話:042-577-3375
メール jcpkunitachi@gmail.com
住友たまみ市議 090-4618-8277
矢部あらた市議 070-2179-1514